食べられなくなったお米で作った紙素材

< kome-kami >

kome-kamiとは?

フードロスペーパーの第一弾として開発された紙素材で、食用に適さない古米、備蓄用に使われていたアルファ米で廃棄されてしまうもの、メーカーなどで発生する破砕米、一般のご家庭や流通段階で食用では使えなくなってしまったお米などを活用して、紙素材にアップサイクルされます。


フードロス問題

日本の食品ロス量は、年間634万トンとされています。
一人あたりの年間廃棄量は、約45キロにもなります。
大量の食品ロスが発生することにより、様々な影響や問題があります。食品ロスを含めた多くのごみを廃棄するため、ごみ処理に多額のコストがかかっています。
また可燃ごみとして燃やすことで、CO2排出や焼却後の灰の埋め立て等による環境負荷が考えられます。
経済の観点では、食料を輸入に頼る一方で、多くの食料を食べずに廃棄している状況は無駄があります。
人や社会への観点では、多くの食品ロスを発生させている一方で、7人に1人の子どもが貧困で食事に困っている状況です。私たち一人ひとりが食べものをもっと無駄なく、大切に消費していく必要があります。

SDGsへの貢献

フードロスペーパー kome-kamiの利用はSDGsへの貢献につながります。
SDGs12 つくる責任、つかう責任:kome-kamiは廃棄される米や非食用米を紙製品として再活用することで米の食品ロスを削減し、循環型社会づくりへ貢献します。
SDGs13 気候変動に具体的な対策を:kome-kamiは廃棄が増加している災害用備蓄米を紙製品として再活用することで紙の原材料である森林資源を無駄にしません。
kome-kamiは紙そのもののもつ豊かな風合いにお米の質感が加わり、ラフでありつつもしっとりした、相反する表面を実現しています。また、色は艷やかなお米を思わせるナチュラルな白さです。ずっと触っていたくなる独特な質感で、印刷性にも優れているのが特徴です。地球にやさしい kome-kamiを是非ともご利用ください。


売上の1%がフードバンクに寄付されます

フードバンクでは食品ロスが出ないように食材を集め、生活困窮者などへ支援を行う活動を行っています。それでもロスはどうしても発生してしまいます。kome-kamiは食べられなくなったお米や非食用米を集めて紙素材にアップサイクルすることで価値を生み出し、その売上の1%をフードバンクに寄付することで、すこしでも食品ロスを有効活用できるようにフードバンクを応援しています。

フードバンクとは

フードバンクはまだ食べられるのに、処分されてしまう食品を食べ物に困っている人に届けている団体です。

kome-kamiが目指す循環型社会

商品使用後は古紙として循環されるため、また再生紙として生まれ変わります。
このようにkome-kamiは循環型社会を目指しています。


kome-kamiを使った印刷物のお問い合わせは、お気軽にこちらまでお願い致します。

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